2008年03月15日
よみがえれ江戸城外堀

読売新聞より
皇居を取り巻く江戸城外堀跡のうち、国指定史跡部分について、千代田、新宿、港の3区が連携して保存・管理に当たることになった。昔の姿のまま長く人の手が入らず、ほったらかしになっている個所が散見され、石垣の補修をしたり、清掃したりする。史跡として輪郭を改めて浮かび上がらせる狙い。江戸城完成から400年を迎える2036年までに、整備を終える。
(堀江優美子)
江戸城は、1604~36年にかけて諸大名が建設にあたった。外堀は延長14キロ・メートルにも及ぶ。東京駅から浅草までも含む広大な水路で、城塞(じょうさい)都市としては、世界的に見ても最大規模という。
千代田など3区が保存に当たるのは、国指定史跡になっている赤坂門から、牛込門までの約4キロ。2005年に3区が協定を取り交わし、先月末、保存管理計画の策定委員会(委員長・新谷洋二東大名誉教授)が報告書をまとめた。それによると、キーワードは「再発見」。明治維新後、一部が埋め立てられるなど当時の面影を残す場所が少なくなっているが、現存しながらもこれまで放置され目立たなかった遺構を整備して、「市民が親しみやすい場所にすること」とした。
中でも、外堀に架かる橋は見張り場所の役割を果たしていたため「見附」と呼ばれ、牛込門などは遺構が良好な状態で残る。また、上智大学南側には、「喰違(くいちがい)」と呼ばれる自然の地形を生かした場所もある。土手が波状にせり出し、通る道がくねっていることから、外敵の侵入を防ぐ狙いがあった。現在、公道として使われているが、くねり方は当時のままだという。
千代田区は「外堀の存在を再認識してもらい、地域の理解を得て保存を行っていきたい」としている。
Posted by 天璋院篤姫 at 16:08
│篤姫3月

