2008年11月30日

「篤姫」から観光振興学ぶ


県内などを舞台に来年放映されるNHK大河ドラマ「天地人」を本県の観光振興に生かそうと、観光業者らを対象にした研修会が17日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。約250人の参加者は、現在放映中の篤姫の地元・鹿児島県のPR活動や受け入れ態勢を学んだ。

 新潟観光コンベンション協会が主催した。鹿児島県観光課の島津孝子主幹が、民間の協賛金で制作したガイドブックやJR、コンビニとの宣伝協力を紹介し、「PRの柱は連携。行政や民間、県内外の各団体が協力すれば予算も2倍、3倍に増える」と強調。「篤姫の経済効果は約280億円と試算され、関連施設の入場者数は2けた以上伸びた」と説明した。

 また同課の西郷正和主査が、篤姫放映に向けボランティアガイドを養成した指宿市の活動を解説。「観光客は歴史だけでなく、ドラマの内容やロケ地への関心も高い。案内は地元の方言が喜ばれる」とアドバイスした。

 参加した愛・天地人博南魚沼プロジェクト(南魚沼市)の目黒哲也委員長は「各地域が互いに連携し、県全体で歓迎する空気をつくることが大事だと感じた」と話していた。